墓石の吸水率とは?霊園用語集

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墓石の吸水率の意味を解説

墓石の吸水率は、墓石の硬度と密接な関係にあります。
良い墓石というのは、硬度が高く、吸水率の低い石がよいとされており、石材店ではこの二つは同義語のように使われるほどです。
風雨にさらされる墓石は、耐久性に優れ劣化が起こりにくいのは当然のことです。そして耐久性が高い=硬いというのは非常に分かりやすいことだと思います。


吸水率というのは、吸水率は、10cm×10cm×20cmに切削された直方体の石を48時間水に浸し、浸水前の重量と浸水後の重量の差を、浸水前の重量で割って求めますが、JIS規格では、石は3本用意し、その平均値を求めます。
吸水率が低ければ低いほど良いというのは、風雨にさらされる墓石のため、石の中に水分が浸透すると、ツヤ落ち、色落ちなどの経年劣化だけでなく、冬場の冷気により中の水分が凍り、ひび割れなどの原因になるためです。
水が浸透しやすいというのは、表面から内部へ通じる空孔がありそこに水が浸透しているということでもあります。そのような空孔が多いものと、組織が詰まって密度が高いものとなると、硬度にも影響がでるのは当然といえます。
硬度と吸水率は異なるものですが、墓石という長期に渡り風雨にさらされる条件のもとでは、どちらも必要不可欠な条件であるといえます。

墓石として人気が高い御影石は、硬度も高く、吸水率も低い石材です。石目や色の種類も産地により様々で、磨けば美しい光沢がでるのも、人気が高い理由です。
国内産御影石もあるのですが、海外産も多く、価格も様々ですので、選択はかなり広いといえるでしょう。
選択の幅が広い御影石ですが、天然素材ですので、人気素材や生産量の少ない石は価格があがります。
ですので、値段が高い=吸水率が低いとはならないことだけは覚えておいてください。

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